伊吹嶺10月号

 

遠峰集より。

 空梅雨や男結びの古雑誌
 明け初むるお山の空や源信
 炎天やガットを硬く張り上げて
 ひと粒の蟻が一気に幹下る
 乾杯の氷かたむく晩夏かな

山本光江さん担当の「遠峰集鑑賞」に久しぶりに私の句が取り上げられて、「作者の詩心はいつもながらユニークで俳諧味がある」と評してもらいうれしかったです。

 臍の緒は金庫の奥に目借時

F1カーだと思いますが、思ったより大きいのでびっくりしました。