2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

無題

ブログの更新が途絶えていますが、休日は図書館へ行って本を借り、普段の日はお客があれば仕事をし、暇があれば本を読んでいます。

伊吹嶺6月号

伊吹嶺6月号遠峰集の私の5句です。 春浅し軒端に魚籃吊るし干す 初蝶や崩れしままの登り窯 三鬼忌や船窓打てる波しぶき 朧夜や町内会の丸秘メモ たこ焼を蛸の顔して食ふ日永

男組雨の葦毛湿原

荒梅雨や山路の沢に足とらる 和嗣 木道の軋みかすかに野花菖蒲 酔雪 遠山の狭間煙れり時鳥 徒歩 不如帰雨に烟れる山近し 一紀 笹藪に放置の榾木梅雨茸 隆生

令和1年6月京都句会

実相院 地に届く実相院の青楓 秋麦 飛石の苔に埋まる薄暑かな 徒歩 木の枝にもりあを蛙身じろがず 英子 半眼に森青蛙樋の中 哲半 すり足で歩む堂縁みどり射す 俊雄 舞殿は風のぬけ道青楓 恵光 岩倉具視幽棲旧宅 玻璃の戸に映ゆる青葉や具視邸 万里子 北山や…