伊吹嶺三月号

今月の風光集は五句でした。

 カフェの灯の図書館通り十二月
 解錠の重き回転レノンの忌
 明日抜く臼歯磨けり室の花
 借景の冬のお山に向き坐禅
 AIの励まし上手炬燵酒 

前主宰栗田やすし顧問選の第三回寒月賞は受賞、佳作以外のその他高点作品に私の作品が入っていました。

応募作20句のなかから2句掲載してもらえました。

 行く秋や田舟の底の水たまり

 初買やタッチパネルへ老いの指

伊吹嶺2月号

伊吹嶺2月号が届きました。今月は六句でした。 

  みづうみで洗ふてのひら神渡し
  明らめる比良の山麓神迎
  ふくらめるお薬手帳雪ばんば
  冬ざれや罅の入りたる力石
  霜の夜や曇り硝子に妻の影 
  狐火や節穴多き開かずの門 

大寒や女四人に囲まれて 徒歩

 1月20日(大寒)のクラス会を想像(予想)して作った句ですが、関西同人句会の主宰選に入りました。力の入った句ではなくこういう句が選ばれるのも俳句の面白さです。