2017-01-01から1年間の記事一覧

文藝春秋刊「芥川賞全集」第五巻より松本清張『或る「小倉日記」伝』身体の不自由な男性が、軍医として小倉に赴任していた森鴎外の当時の足跡を辿るという物語。 丹念な調査の描写は、後の作品の犯罪者の捜査を思わせて興味深い。 伝便の鈴の音が俳句的な抒…

パソコンが異常に長いウィンドウズの更新をしたり、起動が異常に長かったりと、不調です。 年賀状は新年の一句を手書きで始めたのですが、宛名に比べて字が不細工なので結局印刷にしました。 ところが手書きの分まで印刷してしまい数枚反故にしてしまいまし…

年賀状の宛名書きがやっと終わりました。 裏面の一句(あるいは一言)を印刷にするか手書きにするか迷っています。

今日は伊吹嶺愛知同人句会でした。 中々名乗ることが出来ませんでしたが、後半3人の方が採ってくださいました。 殊更に靴磨きたり龍馬の忌 徒歩来年から同人句会は日曜日に変更になりますので私にとって今日は最後の同人句会でした。

もうすぐクリスマス

今日は俳句会のネット部の会合でした。 今まで支えて下さったベテランの方々が退きますので、私のお手伝いが大幅に増えることになりました。 今までの方々には敵わないことは分かり切っていますのでマイペースで行きたいと思います。

尿路結石がぶり返して、明日の京都句会は欠席です。 現在は痛みは治まっていますが、またいつ痛くなるか心配なので大事を取って結石(欠席)としました 鎮痛剤としてボルタレン50mgの座薬を処方されました。

伊吹嶺12月号 遠峰集の私の五句です。 色町を抜けて寺町夕月夜 稲実る家祖代々の墓の前 沢風や胸の高さに稲架組めり 松手入はしご全長使ひ切り お大師の手掘り井戸とや昼の虫

手前の木が無くなってしまいましたが、今年もきれいに紅葉しました。隣の寺で名古屋場所を張った八角親方は大忙しです。

切れ字の「けり」。 活用語の連用形に付く助動詞です。 掃かれけり 払ひけり 惜しみけり前々から不思議に思っていたのが、 入りにけり なりにけり ありにけりこの字数合わせ?のような「に」は何? 最近やっと分かりました。 完了の助動詞「ぬ」の連用形でし…

20日、21日はバスツアーでした。 奈良県今井町【重要伝統的建造物群保存地区】 http://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/own_imai/kankou/imaichou/index.html これだけ古い町並みが残っている所は珍しいです。 魅力的な場所ですが、寒い小雨の天気、…

今日は伊吹嶺20周年記念大会でした。

ナポレオン大会

今日は4月と11月の恒例のCA陸上部先輩諸氏とのトランプ(ナポレオン)大会でした。 毎回時節に関したルール(トランプ大統領という切り札等)が取り入れられ複雑な遊びとなっています。 今回は「一線を越えます」という新ルールなのですが、説明の理解不…

昨日火曜日は京都句会でした。 京都迎賓館の一般公開に合わせて御苑の吟行をし、五摂家のひとつ九條家の遺構「拾翠亭」で句会をしました。 木の実落つ御苑の黒き犬走 万里子 大内裏紅葉かつ散る築地塀 英子 冬日影御所の築地の甍波 哲半 小春日や鬼門の猿の…

伊吹嶺11月号遠峰集より 終戦日常より冷えし水供ふ 湯上りのタオル絞れば法師蝉 髪切つて項なでたり秋燕 妻だけの小さき金庫や蚯蚓鳴く ひび割れに札貼りし窯萩の風二句目は 「湯上りのタオル絞れり法師蝉」でしたが「絞れば」と添削が入りました。 こうい…

クエンティン・タランティーノ監督「ジャッキー・ブラウン」より こういう場面では何の本を読んでいるのか?ということが気になります。 レン・デイトンの「ベルリン・ゲーム」ですね。 この作家では「イプクレス・ファイル」を読んだことがあります。 「イ…

台風一過の23日に北海道へ二泊三日で行ってきました。 台風の影響で、女満別の予定が新千歳もしくは中部国際空港へ引き返す可能性ありの条件出発でした。 これから女満別空港へ降下を始めますというアナウンスがあったときはほっとしました。 午後4時の現…

今日は伊吹嶺愛知同人句会でした。 私の成績は、 無垢板に今日の演目村芝居 が5点 一反を明るくしたる蕎麦の花 が1点 秋の日へ投句短冊並べ置く が無得点でしたが、そもそも「投句短冊並べ置く」が平凡で、「秋の日へ」が曖昧な表現でしょうか?

CA陸上部(主に80回生)OB会

今日は高校の部活のOB会でした。 それに先立ち、オープンしたばかりのささしまライブグローバルゲートに行ってきました。

伊吹嶺10月号遠峰集より私の5句です。 炎昼や土俵の脇に鉄亜鈴 清め砂盛りし土俵や夏の月 不死男忌や書架の一段からつぽに 寺町に朝餉のにほひ百日紅 暖簾からぬつと出でたる日焼の手

午後から釘抜地蔵(石像寺)〜千本釈迦堂(大報恩寺)〜北野天満宮と吟行をしました。 吟行の句会は北野天満宮近くの喫茶スピカで行いました。 高級スピーカーからクラシック音楽が流れるお洒落な喫茶店です。 秋暑し釘(く)抜地蔵の五寸釘 英子 秋深し世継…

「太陽がいっぱい」のパトリシア・ハイスミス原作のラブストーリー「キャロル」。 こういう映画はめったに見ないのですが、良かったです。感動さえしました。 ルーニー・マーラも良いけれど、ケイト・ブランシェットの演技が素晴らしい。

第一章 事件 被害者となる(と予想される)幸せそのものの歯科医師一家。 加害者となる(と予想される)二人の30台前半の男。 それぞれの現状が事細かに描写される。 トルーマン・カポーティの同名小説を意識しているのは明らかなので、凄惨な殺人が予想さ…

魚沼産コシヒカリ 新潟県魚沼の永林寺という所に寄ってきました。 石川雲蝶(1814〜1883)の彫刻作品で知られています。 天女の透かし彫りの欄間は裏側からも彫られていて、既婚未婚と別けて背中を表現しています。 当時の住職が、男は領収書女は請…

昨日の午前2時ごろから臍の右腹部が痛くなり今まで経験したことのない場所なので(背中の方なら尿路結石で3回経験あり)、30分ぐらい我慢したころに救急車を呼ぼうと思ったのですが、痛みが少し和らいできたのでそのまま横になっていました。 ところがま…

数日前にNHKBSで放映された「ラストショー」。 1971年公開の映画なので、出演しているジェフ・ブリッジスは21才ぐらいでしょうか。 私は映画館で観ているのですが、院隠滅滅とした暗さに辟易した記憶があります。 今回観たところではそんなに暗い感じ…

「ダンケルク」観てきました。 テレビで盛んに当作品のCMが流れていますが、予告編どおりの作品でした。 最後まで緊張が解けません。 1940年、フランスのダンケルク海岸からの英仏軍40万兵士救出作戦のお話です。 救出に向かう民間船、援護に向かうス…

昨日は京都句会。 五条坂の河井寛次郎記念館と大谷本廟を吟行しました。 秋風に香の匂ひや五条坂 秋麦 秋澄むや町家造りの美術館 忽布 文机の空の引出し秋の冷え ゆうこ つくつくし手擦れに白き文机 徒歩 寛次郎の手擦れの机秋思ふ 佳子 秋気澄む真ちゆう煙…

「伊吹嶺」29年9月号遠峰集より私の句です。 富士の水溢るる社緑さす 枕頭にメモと鉛筆明易し 図書館の静かに混めり半夏雨 梅雨晴やバケツはみだす湖の鯉あと一句あるのですが、先月号にも同じ句が掲載されています。 何たることか、続けて同じ句を投句す…

今日は夕焼がきれいでした。 荷物を自宅に置いてから、カメラを持ち高台へ向かったのですが、すでに色が褪せてしまっていました。 夕焼は夏の季語なのですが、私は秋から冬にかけてがふさわしいのではないかと思っています。 校歌まだ歌えるふしぎ秋夕焼 渡…

黒川温泉ふもと旅館の露天風呂 夢龍胆 阿蘇根子岳・高岳 大観峰より阿蘇五岳 天草からの夕景(雲仙岳)