2017-11-02 ■ 俳句 俳句 伊吹嶺11月号遠峰集より 終戦日常より冷えし水供ふ 湯上りのタオル絞れば法師蝉 髪切つて項なでたり秋燕 妻だけの小さき金庫や蚯蚓鳴く ひび割れに札貼りし窯萩の風二句目は 「湯上りのタオル絞れり法師蝉」でしたが「絞れば」と添削が入りました。 こういう添削に出会うと師のあることの幸せを感じます。 「絞れり」を「絞れば」に変えることは私には考えも付かぬことでした。 遠峰集の栗田主宰の選も来月号で最後となります。