2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

箱を出る顔忘れめや雛二対 蕪村

河原地主宰の「忙中俳あり」にならって、今日は名大キャンパスを1時間ほど散策してきました。 それなりのメモは残せたかなと・・・。

今日は業界の総会でした。 他人の食事も頂戴するくらいでしたので、体調も良くなったようです。

風邪が治りきらず、今頃のアップです。 伊吹嶺2月号より私の句 色町の灯し頃なる時雨かな はしぶとのついと振り向く神の留守 遠山の茜褪めゆく嵐雪忌 冬めくやみすゞの部屋に格子影 神木に御供の卵冬の雨

寒明や濠に影なす隅櫓 忽布 鴬張り鳴らして子らの余寒顔 ゆうこ 春日さす二条御殿のむくり屋根 哲半 二の丸の池に皺なす薄氷 佳子 日当たりてゆるりほどけり薄氷 万里子 石垣に浸み入る風の寒さかな 秋麦 霜柱芝の細根を押し上ぐる 悦枝 春コート脱ぐや祝ひ…

ブログのカレンダーを眺めてみますと俳句を初めて11年以上経ったことに気が付きます。 他人の句への批評は手厳しくなりましたが、自身に対する姿勢はといえば甘えが見え隠れします。 とはいえ、俳句結社に身を置くからには前へ進む他なく、あれこれ考える…