2012-01-01から1年間の記事一覧

手探りで登る鐘楼除夜の月 ここ数年の恒例の近所のお寺での鐘撞。 鐘楼の上では和尚さんが震えている。 「日泰寺に負けるなよー!」が口癖 お酒と豚汁が美味しい。

牛乳を温めて飲むや小晦日 子供のころから牛乳を温めて飲むのが好きだ

数え日ですねえ、庭掃除に余念がありません。 一句作り御当人に投句葉書をお見せしたら、モデルがいいから第一席間違いなしと言われました。

先日の京都吟行会、今思い返すと遅れて「かりん」へ入った時、初対面の方も何人かいらして、席を回って自己紹介をすべきであったと自省している。 今日は旧暦の15日。 冴え渡る月の下、中日俳壇今年最後の葉書を投函する。 葉書はポストの胎内の暗闇を音も…

私の所属している「伊吹嶺ネット句会」の京都吟行会(北野天満宮終天神、知恩院御身拭)に行ってきました。 私は都合により後半知恩院からの参加です。 相変わらず落ち着かないkurabou。 下手の考え休むに似たりと云うが、腕を組んで何を思案しているのかkurab…

今日は上品?に 柚子湯して項の匂ふ恋女房

そろそろ大掃除の季節である。 少々品が悪いが、 煤逃やふぐり痺るる電気風呂

山梨県小淵沢身會岐神社 甲斐駒ケ岳 山梨県馬術競技場 JR小海線

石段の先は湖水に神の旅 氏神は素木の鳥居山眠る 表札を脚で飛び立つ冬の蜂 表札の残れる空家石蕗の花 影薄き正午のポスト一葉忌

「三島由紀夫全集」第6巻の巻頭解説?で高橋睦郎が「三島由紀夫のエラボレーション」という文を書いている。その一部。 大江健三郎は、自分はエラボレーション型の小説家と位置づけ「三島由紀夫も美文家だが美文をつぎつぎに新作に振り撒いていただけで、け…

ルーターが回復しました、自宅から操作しています。

結氷のはじまる鳥をちりばめて 宮坂静生 なきがらや言葉のやうに冬紅葉 中山純子 花八手未だ人住まぬ貸家札 浅見まき子

雪の中、千種区役所へ期日前投票へ行ってきました。 ほとんど中高年の方ばかりでしたが結構繁盛していました。

ルーターの不調で息子のパソコンを間借りしています。 まるで(行ったことはありませんが)ネットカフェで操作しているような感覚です。

賀状書くけふもあしたも逢ふ人に 藤沢樹村 そろそろ用意せねば。

寒柝や長き手紙の封をせり 岡田史乃 どんな手紙なのであろうか。 私の知る限り長文の手紙に碌なものはない。 身の不徳の致す所であろうか。

前回の講釈師さんの続きです。 読書の話しになり、司馬遼太郎の「竜馬が行く」と「坂の上の雲」は何回も読み返しているそうで、「豊饒の海」は難解で頓挫、大江健三郎の「万延元年のフットーボール」は何が何やらさっぱりわからなかったそうです。 大江健三…

以前「講釈師」の名で登場していた高校時代の部活の一つ後輩が店に寄ってくれました。 3月10日の京都マラソンに出場するそうです。 3月10日、陸軍記念日、東京大空襲、吾が甚六の誕生日。 それはともかく、 家族の声援は一切ないという孤独な参加だそ…

ペットボトルのボジョレーヌーボーを買う。 680円。 ボジョレーヌーボーはワインではないという人もいるが、高くても1000円前後のワインしか飲まない私にはれっきとしたワインである。 ではペットボトルはどうなのか? 持ち帰るときに割れる心配がな…

自宅でちょいと暴れてきました。 何時今生の別れとなるかもしれないので母の写真も。 日泰寺 元松坂屋伊藤家庭園揚輝莊 右端のマスクのお二人は俳人です。 俳句における色気の話をしていました。 禅文化学院善篤寺 満天星と楓 今年は何処も紅葉が綺麗なよう…

店の前のお屋敷。 楓とクロガネモチ、赤い実がしっかりと写っていないのが残念。 今日は三島由紀夫の忌日。 今年は芭蕉の忌日でもある。 時雨忌の熱きキャラメルマキアート

私は句が出来ると取り敢えず妻に見せるのであるが、最近ではその数が頻繁になってきたので妻は辟易しているようだ。 「よく分らない」と答えようものなら「何でだ?」と居直るのでなおさらであろう。

写真は1907年、旧鳥取藩主池田家の別邸として建てられた仁風閣である。 初めてここを訪れるまで鳥取を池田家が治めていたことを知らなかった。 岡山、鳥取という広大な土地を池田家が治めていたわけだ。 地図を見れば長州の毛利家に対する抑えであったことが…

11月HP俳句会の入選句、 午後の日に種の影透く白葡萄 徒歩 この句、以前なら「甲斐の日に」としたかもしれないが、実際には甲府ではなく小諸であることは別にしても、素直に「午後の日に」と表現してみた。

17日の土曜日に某商業高校80会306の老人会の集まりがあったようです。 私もそれなりの招待を受けましたが、酷い風邪のため残念ながら辞退しました。

「NHK俳句」12月号の「サフラン」有馬朗人選のその他大勢の佳作入選していました。 サフランや出窓に並ぶ聖歌集 徒歩 三徳山投入堂 三朝温泉のホテルの庭 倉吉 鳥取城址

今日の中日新聞 渡辺健一氏の紹介もあります。

棟門の棟に腰かけ松手入 橋ごとの旅籠の灯秋の暮 投函のうすき封筒残る虫 綱引きの頬膨らませ運動会 佐渡の影遠く横たふ稲架日

渡辺健一さんの自身の展覧会(ボレアス展)を兼ねた秋田・弘前・津軽半島の旅の句をまとめた冊子を頂いたので一部だけではありますが掲載いたしま す。 景色飛ぶ高速道の空高し 竿灯の祭りは過ぎし秋田入る なまはげに泣き叫ぶ児や男鹿の秋 新涼の山肌碧し岩木…

自分で紹介しながら今朝の「モーニングセミナー」は風邪気味のため行くことができませんでした。 日中は陽気が良かったので中日新聞に紹介されていた、名古屋市郊外の「大治町文化財フェア」に行ってきました。 何と言っても目玉は会場の大治公民館近くの明…