2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

楡家の人びと2

『楡家の人びと」はまだ登場人物や病院の建物の紹介の段階ですが、皮肉たっぷりにからかっているような感じです。う~んやはり『どくとる マンボウ 航海記』の作者なんだなあと懐かしく思いました。 本が少し重いので寝転んで読むのが難儀です。

楡家の人びと

私の20才前後にせっせと読んでいた小説の中でついつい読みそびれてしまった作品に北杜夫の『楡家の人びと』があります。ネットの記事で三島由紀夫がこの作品を絶賛しているのを見つけたので「ふ~ん」という感じで読み始めました。作者の家族をモデルに、…

パソコンデスク

あちこちと放浪していたパソコンですが、アマゾンで安価なデスクを購入したのでやっと安住の地を得ました。

マトリックス

知人に「マトリックス」の大ファンがいて、どんなものかと三作品を録画してみました。 第一作はそこそこ良かったのですが、第二作の長い格闘シーンが同じことの繰り返しのように見えて耐え切れず早回しにしたのですが、何回目かのアクションシーンでついに居…

落ちてゐし種ふくらめる雨水かな 滝沢伊代次

今日は二十四節気のひとつ、雨水。 七十二候では、雨水の初候は「獺祭魚(かわうそうおをまつる)」。かわうそが捕らえた魚を川岸に並べている様子が、人が祭りのときに物を供える様子に見えたことから生まれた季節の名前です。 獺祭やキュッキュと磨く窓硝…

義仲忌の膳所はみぞるゝばかりかな  飴山 實

源義仲の忌日は陰暦一月二十日。陽暦では今頃ですので春の季語で良さそうですが、冬の季語となっています。 義仲寺翁堂天井画(伊藤若冲作複製)

しばらくは野火のうつり香義仲忌  飯田龍太

川崎展宏に『義仲』という句集があり、有名な<「大和」よりヨモツヒラサカスミレサク>という句が入っています。でも義仲の句はひとつもなくて「巴寺」という句が収録されています。それにしても芭蕉は義仲と同じ所に埋葬してほしいと願うほどですし、木曽…

義仲寺

母の銀行口座の解約のための戸籍謄本の遠方からの取り寄せに目途がたったので、3月の京都句会の出席も叶いそうです。 三月句会は近江の義仲寺。 今度で4回目ぐらいでしょうか。 小さい寺ですが義仲や芭蕉に所縁の寺ですので、歴史に思いを馳せれば小さな景…

更新

先月半ばに熱を出して3日間ほど寝込んでいました。母が危篤状態だったので熱が下がらないと葬式が出せないぞと危惧していましたが、やっと熱が下がった翌日母が亡くなりました。満94才の大往生でした。やっと生活も少し落ち着いてきたのでブログの更新が…

伊吹嶺2月号

風光集より私の5句 A級に肉と戦犯十二月 理容師に預くる頭開戦日 裸婦像の両手は腰に冬の空 荒魂の社に守衛落葉降る セッションのベースのソロや暖炉燃え