楡家の人びと

私の20才前後にせっせと読んでいた小説の中でついつい読みそびれてしまった作品に北杜夫の『楡家の人びと』があります。
ネットの記事で三島由紀夫がこの作品を絶賛しているのを見つけたので「ふ~ん」という感じで読み始めました。
作者の家族をモデルに、大正4年から昭和21年までの祖父の立ち上げた精神病院を主に舞台にしています。
父親の斎藤茂吉がどのように描かれているのか興味がありましたが、歌人としての父親には触れていないようです。