死ぬまでは長生きできて土用灸
たらちねの母は団扇で人使ふ 山田みづえ
手術への硬き台車や半夏雨
万緑へ紙飛行機の宙返り 裸婦像の影しなやかに梅雨の夜 飛騨格子はたく朝や梅雨晴るる 打水や女将手書きのお品書 神木をひたすら上へ蟻の道
テレビの相撲中継を見て仕事中のお客に「上の方(観客が)ほんとに少ないですね」と言ったら、しばらくしてお客が「おれの頭の毛だと思ったぞ」というので、笑ってしまったが、そう言えばそのお客の髪の毛の愚痴を聞いたばかりなのであった。 しかし冷静に見れ…
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