2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

伊吹嶺7月号

今月の風光集の5句です。 桜ちる男ばかりの美人の湯 校門に守衛佇む夕桜 白河の関はもうそこ木の芽風 金堂に百灯揺るる暮春かな 初夏や一緒に走る犬と馬 今月号には私を含めて7名の作品と小文が「特別作品」として掲載されました。 「松の芯」 徒歩 行く道…

脱水症

昨日は蒸し暑い日でした。 昼から車で墓参りに行ったのですが、車内で身体がだるくなってきました。 休日はいつもそんな調子なのですが、息子に「多分脱水症だぞ」と言われ、年のせいだと思っていましたが、そういえば(午前に4千歩ほど歩いた割りには)とあ…

硝子戸の守宮の腹の息づける  上村占魚

先日の京都句会吟行会での岩倉邸の硝子戸を何とか句にしたいと思っていましたが以下の二句が何とか成りました。 硝子戸の内は暗闇虎が雨 硝子戸の外しらしらと竹夫人

6月4日は京都句会でした。今の時期の床みどりでしられる岩倉の実相院と岩倉具視幽棲旧宅を吟行しました。 古硝子水のゆらぎの四葩見ゆ 哲半 幽居地の組子障子に夏の風 伽葉 石座の風に波打つ若楓 範子 テーブルに深き節穴梅雨近し 徒歩 雲切れて光増したり…