2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

あぢさゐや十三体の石如来 徒歩

7日は京都句会でした。 近江の穴太積の町坂本の吟行でした。 タイトルの句は10年前のこの地の滋賀院門跡で詠んだ句です。 連衆の佳子さんに言われて、そんなの作ったかなあ?と思っていたのですが、帰宅して調べて見ましたらありましたありました。 延暦…

金堂に百灯揺るる暮春かな 徒歩

河原地主宰の「カナリア俳壇」が百回となりました。「百」の字を使って句を作ったのですが◎を貰いました。 伊吹嶺5月号「風光集」の五句です。 薄氷を割つて進める軍靴かな 梅の夜のふたりで探す星座かな 爪先に覆ひの地蔵木の芽雨 春の雨句碑も墓石も滑滑と…