2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
風光集の私の5句です。 ボルドーの赤を揺らせリ春の宵 昼灯す雨の裏店大石忌 霾や日記に太き殴り書き みづうみの光を浴びて花の人 永日や富士から伸ぶる滑り台
台風1号と前線の影響で雨模様です。私としては珍しく、店のゴミ出し以外は終日家に籠っています。中学生の孫が今日から修学旅行で、新調の私服なのですが色々と規制があって好みではないらしく、帰ってからはもう着ないと贅沢なことを言っています。私の高…
タイトルの句は7日の滋賀院門跡での吟行で「鯉の反転」とメモをして、帰宅してから出来た句です。101回目のカナリア俳壇で主宰から激賞をいただきました。この句、大袈裟に言えば物の実態を掴んだような手応えがあり、何かに目覚めたような気がするので…
7日は京都句会でした。 近江の穴太積の町坂本の吟行でした。 タイトルの句は10年前のこの地の滋賀院門跡で詠んだ句です。 連衆の佳子さんに言われて、そんなの作ったかなあ?と思っていたのですが、帰宅して調べて見ましたらありましたありました。 延暦…
河原地主宰の「カナリア俳壇」が百回となりました。「百」の字を使って句を作ったのですが◎を貰いました。 伊吹嶺5月号「風光集」の五句です。 薄氷を割つて進める軍靴かな 梅の夜のふたりで探す星座かな 爪先に覆ひの地蔵木の芽雨 春の雨句碑も墓石も滑滑と…