2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧
箸袋貰つて帰る晦日蕎麦 徒歩 今日は大晦日にしてはそこそこの仕事があり、家内の買い物に付き合ったらすっかり疲れてしましました。 腑抜け状態です。
小晦日花提げて行く妻の墓 唐沢信一 夏井いつきのプレバトはあまり見る機会はないのですが、今晩のNHK「密着!辛口俳人の素顔」を見ました。いつきさんの一面というか多面を知り驚きました。私も俳句結社のお役目が少しづつ増えてきているので、(俳句に対す…
テレビのさんまの番組で、ついさっきまで放映していた「昔の自分へのビデオレター」というのが面白かったので、私もやってみます。「お~い!20才の克ちゃ~ん!とても暗い人生を送っていると思いますが、もうすぐ70の自分は、仕事はともかくそこそこの…
1917年(大正6)韓国併合の7年後。関東大震災の6年前。渋沢栄一 77才吉田茂 39才永井荷風 38才東条英機 33才平塚らいてう 31才谷崎潤一郎 31才芥川龍之介 25才浅沼稲次郎 19才堀辰雄 13才黒澤明 7才
The Brave One Trailer (1956) 第一次世界大戦の映画と言えば、ダルトン・トランボ監督の「ジョニーは戦場へ行った」という作品があります。ダルトン・トランボはアメリカ映画界の赤狩り旋風に巻き込まれて収監された10人(ハリウッドテン)のひとりです。…
2年ほど映画館へ行ってないのですが、先日ミッドランドスクエアで気になるポスターを見つけました。 タイトルと画像から察するに第一次世界大戦だと想像されます。 パンフレットがあるはずだからと探しに行ったらその通りでした。 「トゥルーグリット」「ダ…
つつましき百円シヨップの聖樹かな 臼井美子 年用意利尻昆布の砂おとす 細見綾子
ちょっとググっていましたら、矢島渚男さんの『冬青集』という句集が第50回蛇笏賞作でした。あとがきに「冬青はモチノキ科の常緑・雌雄異株の小高木で、赤い実が美しい。和名のソヨゴは硬い葉が風に揺れて戦(そよ)ぐことからの名という。戦後七十年の今年…
私の店の前のお屋敷がマンションに変わってしまいました。道路に沿った植え込みに木々が植えられているのですが、外来種は1本もないのが自慢だそうです。その中の冬青が小さな赤い実を付けています。冬青(そよご)。漢字も読みもお洒落な感じで好きです。 …
「只管」俳句で時々目にする言葉ですが、今まで調べることを放置していました。只の管て何だろ?と思っていましたが、「ひたすら」と読むんですね。 只管打坐寒鯉これを倣ひをり 藤田湘子 でもこの句は「しかんたざ」と読みます。「余念を交えず、ただひたす…
「伊吹嶺」12月号より私の5句です。 びんづるの右手に包帯秋の蝉 涼新た手を携へて川船へ 電線を除けつつ芋茎神輿ゆく 小路より大路へ渡御の芋茎祭 御旅所の太鼓鳴りづめ芋茎祭
久しぶりに名古屋市内を散策しました。 なきがらや言葉のやうに冬紅葉 中山純子 身の端に首はありけり冬紅葉 柿木 多映
京都通常句会 河原地英武主宰選 更科の風に冷えゆく塞の神 徒歩 (地名がよく効いています。芭蕉の更科紀行まで思い浮かべました。) 寒々と夜間ポストへ返却本 哲半 (句材が新しい。現代的な感覚の句ですね。) 身に沁むや母の短き葬の列 英子 (「母の短…
写真は新名神から見た鈴鹿山脈です。遠くに見えるのが仙ヶ岳だと思いますが、隠れて見えない山かもしれません。若い頃に一人で登ったことがあるのですが、尾根道ではなく沢道の登山道を選び、源頭で尾根に出る場所を見つけることができなくて苦労したことが…
所要で名古屋駅に行ってきましたが、賑っていました。鬱屈していた若い頃には、こういう現場で石を投げ込んでみたい衝動を抱えていましたが、古希近き今では心は平穏であります。