京都句会

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写真は新名神から見た鈴鹿山脈です。
遠くに見えるのが仙ヶ岳だと思いますが、隠れて見えない山かもしれません。
若い頃に一人で登ったことがあるのですが、尾根道ではなく沢道の登山道を選び、源頭で尾根に出る場所を見つけることができなくて苦労したことがあります。
崩れそうな砂の斜面を無理やりよじ登って、上がり切ったところが殆ど身動きができない腰までの灌木帯で、パニックに陥りました。
幸いにすぐ登山道に出たので助かりました。 

ネットで調べてみましたら、正面の岩のある山が仙ヶ岳の南尾根のようです。ということは遠くの山は関係ないようですね。

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京都植物園での吟行です。

  花八手をさな児の足おぼつかな 哲半

  くるくると舞ひて池面に冬紅葉 秋麦

  あまりにもまぶしき中の蓮の骨 徒歩

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  束の間の日差に白き冬桜        俊雄
  花嫁の打掛白し冬桜          悦枝

  冬薔薇「マダムフィガロ」のうつむきて 佳子

  ブロンズの少女落葉の園に舞ひ     万里子
  割引の齢となりて石蕗の花       忽布

写真では明るい中での風景ですが、その後急に暗くなり・・・。

  旅鞄濡らす北山時雨かな  英子

河原地主宰は御多忙のため欠席でした。

新同人石橋忽布さんのお祝いです。

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