金堂に百灯揺るる暮春かな 徒歩

河原地主宰の「カナリア俳壇」が百回となりました。「百」の字を使って句を作ったのですが◎を貰いました。

伊吹嶺5月号「風光集」の五句です。
 薄氷を割つて進める軍靴かな
 梅の夜のふたりで探す星座かな
 爪先に覆ひの地蔵木の芽雨
 春の雨句碑も墓石も滑滑と  
 たんぽぽや教師の笛の高鳴りて