2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

自己模倣

過去ログを辿ってみましたら十五周年記念大会で一句入選していました。 丹羽康碩選 札所への地図翻る青田風 後の二十周年記念大会に応募した記念賞二十句の冒頭に「東風吹くや縁はたはたと遍路地図」というのがあって、自己模倣かどうか悩みはつきません。

伊吹嶺二十五年周年記念俳句大会

昨日は小澤實氏をお招きしての二十五年周年記念大会ででした。 結社賞受賞者(酒井とし子さん)の表彰 俳句大会では一回だけ名乗ることができました。 栗田せつ子選 研ぐ度になじむ鋏や涼新た 新年大会での入選はありますが、全国大会での名乗りは初めてです…

伊吹嶺11月号

遠峰集より私の五句 お隣の若き夫婦や星迎 墓洗ふ隣の墓に会釈して 子の潜む土管トンネルつくつくし 稲妻や屋根を寄せ合ふ湖の島 陶板のバターの香る秋夜かな 11月の京都句会は滋賀県膳所の義仲寺で行います。 JRで行くので乗り換えが面倒ですが朝の時間…

無題

画質が悪いのが幸いです。

京都句会

4日火曜日は京都句会でした。家の事情で不在投句でしたが、久しぶりに主宰特選をいただきました。 リヤカーで戦車を作る文化祭 河原地主宰評 明るい句ながら、ウクライナ戦争を連想させる作りがうまい。中七「戦車作れり」「作る戦車や」等、切れを入れると…

伊吹嶺10月号

遠峰集より。 空梅雨や男結びの古雑誌 明け初むるお山の空や源信忌 炎天やガットを硬く張り上げて ひと粒の蟻が一気に幹下る 乾杯の氷かたむく晩夏かな 山本光江さん担当の「遠峰集鑑賞」に久しぶりに私の句が取り上げられて、「作者の詩心はいつもながらユ…