2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の中日俳壇 栗田やすし選 特選第一席 かみしめて一椀の白湯秋深し 石崎宗敏 人はどういう時白湯を飲むのであろうか? 妻は茶断ちではないかと言うのだが、なるほどそういうこともあろうか。 いずれにしてもこの句に刺激を受けて、私も久し振りに中日俳壇…

もうすぐ京都句会です。 以前は吟行予定地をネットで出来るだけ調べ上げて予行演習をしたものですが、最近は句が出来なかったらどうしようという恐怖感がなくなったのでぶっつけ本番です。 天気は寒くなるようですが、そろそろ寒くなったほうが季語的には良…

今日発売の角川「俳句」12月号、平成俳壇「題詠」にて初めて大きい活字の方で入選しました。 題「七夕」坊城俊樹選 特選 踏切の先の七夕祭かな 徒歩

今日、伊吹集の投句を済ませました。 何時もならこのあたりで次の句会の句はもう揃っていて、ネット句会と京都句会とでどう振り分けようかと思案するのですが、どういう訳か今月はまだ三つ足りません。 まだ十日余りあるので何とかなるとは思いますが、どう…

高山と古川へ行ってきました。 以前、ちゃびん氏が枡酒を飲んだ蔵元です。 あまり美味くないと言いながらも皿に零れた酒もなめていました。 国分寺 銀杏がはらはらと散って良い風情でした。 2日目は古川へ。 随分と字余りだなと思ったら、俳号を見て納得。

名古屋市役所 県庁の食堂

12月の京都句会は駅前のキャンパプラザで句会のあと泉涌寺へ吟行です。 来年1月はJR宇治駅前で句会。 2月は伊吹山山麓で吟行を予定しています。 二月上旬の寒い伊吹山山麓でよく吟行をやるなあと、呆れるほどの驚きと尊敬の間を思考が行き来するのですが、…

今日は旧閏9月13日の今年二度目の十三夜です。 相変わらず毎度同じような月ですが、 昨日は京都句会でした。 河原地副主宰選五句 ほのぐれに小さき灯り石蕗の花 万里子 受賞者の握手互ひに爽やかに 徒歩 法事終へ帰路それぞれに秋の暮 哲半 半眼の身代わり菩…

私の(第十二回)伊吹嶺賞受賞作品です。 除夜の鐘 松井徒歩 黄落や背筋正しく老紳士 封書切る古りし鋏や一葉忌 バリカンを温め項へ十二月 暮早し眼鏡曇れる蒸しタオル 初雪や色昇りゆく理髪灯 並べ置く白刃冷たき和剃刀 冬燈妻の小振りの鋏研ぐ 冬ぬくし妻…