2006-12-09 ■ 俳句は机の前ではいくらうなっても、ウンコではないので中々出ないのである。 しかし、俳句雑誌の句を乱読していると、ある言葉から過去の記憶が甦り、俳句が出来上がることがある(しかし実体験に勝てぬのは言うまでもない)。 感じとしてはある食い物で下痢をするが如きである。 こんな事を書くのも、赤瀬川原平「老人力」の桑名での下痢事件に触発されてのことである。 「蝋燭に艶めく木魚漱石忌」 徒歩