2か月程前から眼痛が続き、最初は読書とパソコンのやりすぎだと高を括っていたが、近い人達の緑内障の話など聞く内に少々、いやかなり不安になってきた。
私は少々の痛みは我慢できるが、目は瞼を少し触れられただけでもぎゅっと目をつぶってしまう程の眼科恐怖症である。
調べてみると 急性閉塞隅角緑内障というのがあり、一晩で失明することもある、という一文にびびってしまい、意を決して近所の眼科に急行したのであった。
検査の結果は、眼圧は正常で老眼が進んだのが原因の眼痛であった。
ところがである、「三か月ほど前に、瞬きをすると、目に白い光が」という私の告白に、美人女医は顔をこわばらせ、そっちの方が心配とおっしゃる。
瞳孔を広げて検査をすると「目に穴(孔)があいています」
えっ!俺の目は節穴であったか。
網膜剥離です。今ならレーザーで治りますからご心配なく」


後編


紹介状を持って、上前津の某眼科病院へ行く。
午後の診察には少々時間が余っているので大須方面をぶらぶら。
おお!万松寺に、お誂え向きの身代わり不動があるではないか。
早速お参りをする。
賽銭を50円にしようとしたが、見栄を張ってもしょうがないのでいつもどうり5円にする。
今度の先生も美人女医ヾ( ̄∇ ̄=ノ 。
あまりにも長文なので結論を言うと2,3分で終了。痛みは無いと言われていたが、微かにしみるような痛みがあった。
かつて経験した、数回の地獄のような治療経験に比べれば、天国へ遠足に行ってきたような治療である。


最近のお客さんとの話


A 飛蚊が急に増えたので医者に行ったら緑内障と診断された。治療経過不明。本人は屈託なくいたって元気。
B 目にハレーション、眼痛、頭痛なし。眼圧50の 急性閉塞隅角緑内障。レーザー治療で眼圧を下げる。
C 頭を強くぶつけたら目に靄がかかって治らない。網膜剥離と診断されレーザー治療。


教訓


網膜剥離について言えば、瞬きをすると白い光が走ったり、急に飛蚊症がひどくなったら要注意(私の場合はこれで、頭痛はおまけ)。
皆さん、体の異変に気を付けよう。