ミッドランドスクエアシネマにて映画鑑賞 「スタートレック
無性にストレス発散をしたくて映画館へ足を運んだわけだが、では何故「ターミネーター4」ではなくて「スタートレック」なのかというと。
実は、テレビを点けたらスポックが写っていた(いやでも目につく風貌である)ということはあっても「スタートレック」を見たことは一度もない。
ターミネーター」は三つも見たことだし、「スタートレック」は<宇宙大作戦>であるからして、昨今の映画技術を持ってすれば、さぞかし大迫力の宇宙戦争を見ることができるであろうと思ったのである。
その点はサービス満点で、大爆発のシーンが多く、こう言っては身も蓋もないがやたらとやかましい。
サービスといえば、ハリウッド(この作品ハリウッドで作ったかどうか知らないけど)お得意の酒場の殴り合いもあるし、スポックが恋人のファーストネームを呼ぶのを見て、そのファーストネームを教えてもらえなかったカークが複雑な表情をするという、ハリー東森さんが好みそうなシーンもある(テレビ放映の際はカットかな?)。
崔洋一中日新聞のコラムで、異星人を含めた連邦の公用語が英語というのは米国の傲慢の現れという突込みをしていたが、これは、「猿の惑星」の猿が英語で喋っているのと同様アメリカ映画だから英語の台詞というに過ぎないのではないか?。
近頃は(多少の反戦思想が入るためか?)かっこいい戦争映画を作ることが出来なくなったので、こういう形で(何しろ宇宙船の艦隊である)戦争を映像化するのかとも思ったりしたのであった。