佐保姫の心の色にみゆるかな 花も霞も春の山里 藤原定家 カンバスに踏まれて青しいぬふぐり うすらひの割れて数へて消ゆるかな 下萌や石標一つ「陸軍」と ものの芽にかつては軍靴響きけり 湧水の閑かに満ちて初音かな 佐保姫の紅の残りし紙コップ 佐保姫と童…
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