軍忠状

今日放送のNHK「刀の話」。
戦国時代、戦死者の死因は「軍忠状」という当時の書類によれば以下のものらしい。
弓矢  38.6%
鉄砲  22.2%
槍   20.8%
石、礫 11.3%
刀    4.5%
私は職業柄、刃物類は見慣れていますから、以前から日本刀の戦闘能力には疑問を持ってました。あんな鋭利なものをぶつけ合ったらすぐ刃が欠けちゃいますものね。
江戸時代になって幕府転覆を防ぐため徹底した軍縮が行われ、殺傷能力が低い刀の携行(二本差の帯刀)だけを武士に許し、しかも原則使用禁止。使用が許されたのは公認の仇討ちのみとなったそうです。
でも時代劇見てると門番が槍持ってるし、参勤交代の行列でも足軽が槍もってるし、NHKさん、そこんとこどうなの?