2006-11-15 ■ 恥かしながら、箱根、強羅、鎌倉の吟行句です。 小春日のバス乗る吾に目と目と目 鴨分けて海賊船の波高し 錦秋の岬回れば富士の風 真黒なる卵二人で秋の味 早雲山紅葉極めて宿の夕 舞殿に黄落しきり足の群れ 青い目に七五三の子舞をする 谷戸の寺梵鐘胸に返り花 鎌倉や古寺抱えて山眠る 旅終えて釣瓶落しの富士の肩