以前このブログで紹介したiribou氏の句吟行「新潟・佐渡」を冊子にしたものを氏から頂戴した。
俳句は縦書きの活字になったものでなければならない、という強硬な意見がある。
それはともかく、こうして冊子(勿論縦書き)で読むと、パソコン上で読むのとではかなり趣が違う。
改めて読んでみて厳選した結果、
「秋鮭の香りも高くわっぱ飯」
「荒波に丸き石なり鉦叩」
「手鞠つく良寛和尚に蕎麦の花」
以上三句を取り上げさせて頂く。