探梅


文芸春秋立花隆佐藤優の対談。
立花隆曰く。
脳と読書・読学の相関は脳科学の世界では常識である。
日本語の場合、平仮名があって、片仮名があって、漢字がある。
音と文字と意味とがそれぞれ微妙にずれている。
脳はこうしたずれがあればあるほど、その複雑さに順応するために高次の発達をとげる。
だから日本人の脳はすごくいい脳になった。

最後の文は、贔屓の引き倒しのおそれ無きにしも非ずだが、ふーむ・・・俳句も捨てたものじゃないなと思った次第である。


  芥川賞決定

 「冬のそら我らが日々の過ぎし刻」