映画「トータルリコール」。
ずいぶん昔のアーノルド・シュワルツェネッガーの同作は、シュワちゃんが火星で悶え苦しんでいる場面と何やら訳の分からん映画だなという記憶しか残っていない。
今度のリメーク版は予告編を見て面白そうだったので、敢えて前作の下調べは全くせずに見に行くことにした。
化学戦争の結果人が住める地域が地球の表と裏側の二ヶ所だけになって、それぞれに富裕層と貧困層が別れて住んでいる世界という設定である。
その移動手段が地球をくり抜いた穴を巨大なカプセルが落下していくという物だが中心からは上昇していくわけなのでその辺の理屈はまあよくわからない。
地図を見ると居住地帯はイギリスとオーストラリアのようだったが、これって丁度裏表になるのかな?
この他ストーリーにもよく分らないところもあったが、ちょっと休ませてくれんかねと頼みたくなるほどのテンポで次々とアクションシーンが続き楽しめる映画であることは間違いない。
ただ、富裕層と貧困層の対立というものが全く伝わてこないのが残念である。