講釈師さんから京都マラソンの体験談を頂きました。
後ろから二人目が高校時代の講釈師さんです。
一年生ですからこんなものでしょうか。
半年後ぐらいにはもう私は追い抜かれました。
京都マラソンの件、覚えていて下さって有難う御座います。
お陰様で完走でき、タイムは5時間04分59秒でした。添付ファイルのスプリットと
ネットタイムの区別がよく分かりませんが、一応ネットタイムをゴールのタイムとし
ました。
（京都マラソンの公式ホームページにアクセスして私のゼッケンNo.20154を入れると
見られます）
当日は朝8時30分スタート時点（西京極競技場）の気温が14.5度で、ゴール（平安神
宮）した14時頃の気温が4度位と気温の低下と共に、めまぐるしく天候が変化すると
いうマラソンにとっては厳しい環境でした。
スタート時点は薄曇りで太陽が雲間に見え、マラソンとしては暑いくらいでした。し
かし10キロを過ぎた仁和寺の前あたりから突然曇りだして大粒の雨が金閣寺前まで続
きました。
今宮神社付近で雨はいったん止みましたが、この頃から気温は下がる一方で、特に鴨
川の河川敷から京大前、銀閣寺にかけての35キロから40キロにかけては強い雨が再び
降りだして体が冷えてくるのが走りながら自分でも分かりました。
更に強風も吹いてきて、向かい風を受けると体を前かがみにしないと前に進むのが大
変で寒さがよけい身に沁みました。
公式ホームページにPDFで出ていますが、7か所の世界遺産の近くを通り、京都の北方
面である山側を走る為坂が多く非常にタフなコースでしした。
しかし2月に3泊4日の一人合宿で全コースを四日間に分けて試走しましたので、その
後は坂に備えて地元平塚では山登りのトレーニングを繰り返しました。私は上り坂を
意識的に胸を張ってストライド走法にしました。
下り坂は胸を張ってピッチ走法にしました。
そのお蔭か中間点から25キロ地点にある国立京都国際会館の急な上り坂付近から歩き
出したり、足が痙攣でもしたのか立ち止まったりする若者らしきランナーを次々と追
い越しながら、心のなかで「しめしめ」と思っていました。
私はおしっこ以外は絶対歩かないと決めていましたので、歩いたり立ち止まったりは
1回のトイレ以外はありませんでした。
後半の35キロ過ぎからは風はおさまり意識的にスピードを上げる事が出来ましたが、
これは別紙のスプリットタイムにも表れています。35キロ以降は追い抜く一方で一人
も抜かれていません。
目標は5キロ毎のラップを37分に設定しゴールの設定タイムは5時間でした。25キロか
ら30キロ地点の間では山のせいもあってかあまりにも冷えすぎてトイレに行って（立
ちションは禁止です）5分程ロスをしてしまいました。
25キロから30キロ間の5キロのラップ（別紙）が40分もかかってしまったのはそのせ
いです。
今回フルマラソンを走って思った事は、「マラソンは人生そのものだ」という言葉が
ありますが、今回の京都マラソンはその言葉にぴったり当てはまったレースだと思い
ました。
私の人生にとっても非常に良い経験となりました。目標をもってそれに向かって
「しっかり準備をすれば出来るもんだ」というのが実感です。
全体の感想としては初めてのフルマラソンにしては、下半身の足や膝はきついものが
ありましたが、上体（呼吸や心臓）は苦しくありませんでしたので意外と上手く走れ
たと思っています。
2回目のチャレンジがもしあるとしたら4時間30分を目標にしたいと思っています。
本日まで京都にいます。気温は低いですが無風で快晴です。皮肉なものですがこれも
人生ですかね。今日は昨日体を冷やしたせいか風邪気味でのどが痛く感じています
し、膝や足の筋肉も痛くて上手く歩けません。
長々と読んで頂き有難うございました。
なお全コースをデジカメで300枚くらいにわたって撮影をしました（これも時間ロス
になったかも）ので、新たなブログかフェースブックを設定して詳細を伝える予定を
しています。アップを開始したら御連絡をします。
