映画「ジャージー・ボーイズ」を見てきました。
私の基準では普通ならテレビで見る作品ですが、懐かしのコーラスグループフォー・シーズンズクリント・イーストウッドが映画化ということで、これは見るべしと足を運びました。
マフィアが出てくるがとんでもない悪人はなし、リードボーカルフランキー・ヴァリの娘の死も深く掘り下げず、グループの成功と挫折も大袈裟な演出はなく、物足りないといえば物足りないのですが、だから駄目な作品という訳ではなく、2時間15分を長すぎるとは感じさせず十分楽しめました。
フォー・シーズンズを誠実に再現したということが成功の原因でしょうか。

ホーム・アローン」の悪役を演じたジョー・ペシが実在の登場人物として(本人ではなく役はジョーイ・ルッソ)出てくるし、クリント・イーストウッドも瞬間ではありますが出演しますからお見逃し無く。

一週間で随分と柳が散っていました。

ところで、挿入歌「君の瞳に恋してる」、色々な人が歌っていますが私の一番印象に残っているのは笑われるかもしれませんがメル・ギブソンです。

一番残念だったのは「サイレンス・イズ・ゴールデン」が使われていなかったことでした。