平成3年「風雪」11月号より 秋暑し書架の一冊逆さなる 船橋一歩 父の句である。 全て整然と並んでいるのに一冊だけどういうわけか逆さなのだ。 本人にも理由は分らないので首を傾げているが、おもむろに元に戻す。 外では名残の蝉が鳴いている。
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