ある役所がある版画家から預かった作品を廃棄処分したという。
何たる皮肉かその版画家の奥さんは、捨てる名人で、その道の本も上梓しているそうだ。
何年も使わないでしまってある物は処分。
その真髄は、未練が残るから中身を見ずに処分。


「長き夜の職員室に吾一人」 徒歩