首切り地蔵

柳生街道滝坂の道
禿氏の荷物を宿に預け、禿、いや、これ以降は<ちゃびん氏>とする。
ちゃびん氏の柿の葉寿司とお茶を私のリュックサックに入れ出発する(これについては寿司を2個ほど貰うつもりなので何の不満もない)。
石仏を訪ねながら、石畳とせせらぎの道を登る。
ツツチィー、ツツチィーと鳴くのは何の鳥であろうか。
風光り、鳥は囀り、仏微笑む、その道中の爽やかなこと。
地獄谷石窟仏までは順調に進んだが、この先は谷へ一旦下ってからの急坂が待っていた。
下らずに峠への道を作れと、愚痴を言いつつ、茶店が開いているのを祈るのみであった。
そして、天は我らを見捨てなかった。峠の茶屋の縁台の上で犬が出迎えてくれたのである。
ちゃびん氏はビール!ビール!と叫び、私はまんじゅうを物色したのであった。
まだ続くかも?二日目は後ほど。
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 「待つ君へ歩を速めるや春袷」  宿の洗面所に貼ってあった句。
うーんしゃれてるじゃないか。