「星ひとつ錨の如く寒の月」


ミッドウェイ海戦を題材にした映画は「ミッドウェイ」(米1976)、「太平洋の嵐」(日1960)があります。
「ミッドウェイ」という映画は戦闘シーンになるとセンサラウンドという音響装置が働き、それはそれは大迫力の重低音が鳴り響きました。
一緒に見に行った義兄は映画が始まるなり鼾をかいて寝てしまいましたが、そのたびに飛び起きたものです。

米空母「ヨークタウン」を攻撃した空母「飛龍」の司令官山口多聞少将は(「太平洋の嵐」では三船敏郎)「トラ・トラ・トラ」(この時は藤田進)で第二次攻撃を進言して南雲司令長官に却下され地団駄を踏んだ人です。