映画「2001年宇宙の旅」
その昔中日シネラマ劇場で見たときには通路の階段にまで客がぎっしりと座り大盛況であった。

類人猿の投げた骨が回転しながら宇宙船へと(音楽も「ツァラトゥストラはかく語りき」から「美しき青きドナウ」へ)転換する見事な映像。
これだけでも見る価値あり。


しかしながら後半30分の難解さはいかんともしがたく、最後の胎児に至っては宇宙パイロットだとは分かるものの何を示唆しているのかも分からず途方に暮れるのみなのである。