快晴の秋日の中、ハリー東森君が重そうなキャリーバッグを引いて店に寄ってくれた。
和歌山橋本から名古屋への旅にしてはやや大層な荷物だと訝しむものの、バンドをやっているからしてステージ衣装が入っているのか、はたまた名古屋の関係者一同へのお土産が満載しているのか。
ともかくも、わざわざ寄ってくれて理容椅子にも座ってくれるのだから、少なくとも嫌われてはいないのだと思うと嬉しい限りである。