伊吹嶺二月号「二百号記念号」が届きました。

「伊吹嶺賞作家近詠」という企画の場に、五句発表という機会を頂きました。

  小春日や小槌を叩き訪ふ僧舎  徒歩
  底ひまで石積む古井散紅葉
  笹子鳴く京見下ろしに芭蕉
  文台に蕪村の墨字冬日差す
  綿虫や土塀の辻の暮れつ方


「小槌を」の「を」、「石積む」の「積む」に疑問を感じながら投句したのですが、活字になってみるとその疑問が確定になってきて冷や汗をかいています。