ヴァネッサ・レッドグレイヴ

ローズの秘密の頁」 ムービープラスにて

f:id:kurabou:20210111180603j:plain

とりあえず沢山録画して映画作品を見るのですが、たまに心に残る作品に出合います。
そんな中の一つです。
第二次大戦時の複雑な世情のアイルランドでの出来事を振り返るというストーリーです。
50年も精神病院で暮らしてきた女性がヴァネッサ・レッドグレイヴ(現在の主人公ローズ)。
ローズの運命を左右する影の主人公ゴーント神父。
ローズの再鑑定をする医師(ゴーントの養子)が「父は悩める人だった」と述懐するのですが、ゴーントはそんな一言でくくれる人物ではないこと。
ローズが措置入院する決定的な理由が不明な点等が私には不満でしたが、そんなことに目をつぶればとても良い作品でした。
(甘いと言われるかもしれませんが)何よりも終わり方が良かったです。