23年自選15句 婿殿の御慶の後の寡黙なる 学舎は坂の上なり三十三才 永き日や本の栞に箸袋 理髪師の泣く子をあやす石鹸玉 夏来る鋏三丁研ぎ上げて 肩で押し背中で押して山車揺らす 裸婦像の影しなやかに梅雨の夜 切株に葉擦れの影や風涼し 法螺貝の止んで…
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