映画

クリント・イーストウッド監督「硫黄島からの手紙」 いい意味でも悪い意味でも想像(ハードルは高い)の範囲内の作品。 全編硫黄島のドラマだが、戦闘シーンは「父たちの」よりも抑えられ、色彩もより抑えられている。 そもそも作品全体に監督の大袈裟な(表…

「ラストサムライ」 露天風呂まで出てくる日本文化?てんこ盛りの映画。 設定は目茶苦茶ながら変な日本人は出てこないので安心(維新直後の風俗を私が知らないせいもある)。 ドラマ部分の骨子はよくわからんが、理屈は後からついてくるというようなストーリ…

ブログで、イーストウッド「父親たちの星条旗」とスピルバーグ「プライベートライアン」を比較している人達が多い。 俗っぽくどっちが好きかと問われたら後者と答える(私は大の戦争ファン)。 しかし、イーストウッドに大きい声で「スピルバーグなんかやっ…

「硫黄島からの手紙 」の評判がいい。 予告編で、二宮和也が出兵直前、身篭もっている妻のお腹に耳を寄せるシーンがあったが、彼は死ぬのか、生還するのか? 多分死ぬんだろうなあ。 「新妻の炬燵の中のたなごころ」 「掌返す女房の冬帽子」 徒歩

クリント・イーストウッド監督「父親たちの星条旗」 硫黄島での戦闘とアメリカ本国での欺瞞に満ちた政治キャンペーンを描いた作品。 過去にジョン・ウェイン主演の「硫黄島の砂」という作品があり、これは父のオートバイの後ろに乗って見に行った。 「プライ…

8月17日の犬某さんの投稿の「回文」の意味が、恥かしながら今日ひょんな事から分かりました。 # inubou 『「惜しむのみ騙し絵師まだ蓑虫を」羅山(回文句)』 「おしむのみだましえしまだみのむしお」 犬某氏恐るべし! 映画「オーシャンズ11」監督スティ…

ポータルサイト「goo」に涙が止まらないくらい感動した映画ランキングという記事がある。 ↓ http://ranking.goo.ne.jp/ranking/024/bemovedmovie/ 1位が「タイタニック」 別に感動はしないが泣ける。あの二人ではなく、沈み行く船の中で死んでゆく人々。あま…

映画「サイダー・ハウス・ルール」 ジョン・アーヴィング原作・脚本、監督ラッセ・ハルストレム 人生とは不可解なり、より良きことをするのみ。 仲間の黒人との別れの何気ない言葉。 「行かなければならない 」ではなく「行きたい所がある」 いいせりふでは…