映画「タイタニック」に、ヒロインの船室に、ピカソを知ってる人ならそれと分かる青い絵が何枚か運び込まれるシーンがある。
見立ての絵を並べて、世に出る前のピカソの絵を買う先見の明という仕掛けに感心したものである。
絵といえば、アメリカのメトロポリタン美術館にある光琳の杜若(この字でよかったっけ?)が、日本から流出した時、贋物の評が多数でそれほど問題にもならなくて、その後本物と確認されたという。
真贋の問題は、見分けがつかないぐらいだったら本物にしてしまえばいいと思う。
見る方にしてみれば、見る機会が増えるわけである。
この問題は画家のINUBOU氏のトリック無しの意見を期待。