2019-03-05 黒衣の宰相 今日は京都句会。 南禅寺塔頭金地院での吟行でした。 お一人黒っぽい衣装の方がみえますが、タイトルとは関係ありません。 やはやはと等伯の猿うららけし 万里子 猿猴の腕を伸ばせる朧月 徒歩 あたたかや猿が手招く襖の絵 恵光 襖絵の金箔くもる彼岸西風 俊雄 苔庭に確とありけり落ち椿 秋麦 木漏れ日を浴びて桜の堅蕾 英子 軍扇の鈍き金色春の闇 哲半 雨ふくむ苔に白梅散り敷けり 佳子 南禅寺下る坂道馬酔木咲く 悦枝 水温む琵琶湖疏水のほとばしる 忽布