2006-09-14 ■ 読書 読書 藤沢周平「蝉しぐれ」 主人公の父親の切腹事件あたりから一気に読んでしまった。 主人公の鬱憤がよく伝わってきて一本筋の入った作品。 しかし、最後の章は余分ではないかと思う。 というか、もっとあっさりとしたエピローグで良かったのではないか。 「積年の気鬱流すは蝉しぐれ」 徒歩 「人前で食えぬ秋刀魚のなれの果て」 徒歩