2006-11-22 吟行句 郡上、高山の吟行句 徒歩 着膨れて車の中の母笑顔 見下ろせば煙ぶる郡上の冬支度 熊帰り幽かな雨の峠かな 円空の冬の刻みや千の腕 宿の湯にゆるゆる流れ枯葉舟 朝市に大根あふれなじむ母 三之町笑顔笑顔の小六月 冬ぬくき地の声耳に舌鼓 捨て城や冬帽ふたり憩う石 堂の夕裏山燃えて冬紅葉