2018-12-05 一休寺吟行 総門を抜けて参道紅葉降る 忽布 菊彫りし扉より墓所見る四温かな 哲半 一粒の南天沈む手水鉢 佳子 白極む一休椿苔に落ち 英子 広縁に釘跡著し日向ぼこ 万里子 綿虫の消えし高さに鬼瓦 俊雄 衝立の虎ににらまれ囲炉裏端 恵光 渡らぬも渡るも紅葉かつ散れり 徒歩 蓮池に影を沈めて浮寝鳥 悦枝 広縁の木目は波紋空也の忌 英武 一休寺吟行12月4日