2024-03-05 3月京都句会 義仲寺吟行 今日は雨の寒い中、近江膳所の義仲寺での吟行でした。 まだ芽柳の門前 雨ふふみ天へ挙れり牡丹の芽 哲半 御文庫に鍵穴二つ木瓜の花 範子 春泥にすべつて掴む巴塚 伽葉 あな細き翁の杖や春時雨 徒歩 扁額も桜も古りて春寒し 悦枝 料峭や文庫の黒き鉄扉閉づ 万里子 木の芽雨茅葺堂の軒雫 佳子 夢一字俳人墓に春の雨 秋麦 義仲寺の釣瓶を濡らす春の雨 英子 雨ひと日義仲寺の梅咲き満てり 英武