お世話になっている伊吹嶺の「ネット句会」ではメーリングリストを連絡に使っていますが、その中の京都の哲半さんの何気ない一言。

「明日は、鉾立て(正確には鉾でなく南観音山ですが)のお手伝いに行ってきます。」

先日祇園祭の山鉾を見て廻って最初の疑問は、それぞれの案内板に「山」と「鉾」の二種類あることでした。
それぞれ適当に使い分けてるのかな?とそれ以上の思考は進まなかったのですが、哲半さんの奥さんから頂いた案内紙を翌日読んで見ましたら違いが書いてありました。
ざっくりとした見分けは大きいのが「鉾」で小さい方が「山」なのですが、この違いは押さえていかないと俳句を作る上で問題が出て来る恐れがあります。


  ビルへとぶ大束一つ鉾粽  亀井糸游


という豪快な句がありますが、では「山」のちまきはどう呼ぶのかと新たな疑問が湧いてくるのでありました。