2019-10-03 京都句会 俳句 京都通常句会50句河原地英武主宰選10句 銀杏の実朝陽に透けて薄桃に 悦枝 肌寒し刺股壁に番所跡 哲半 冷やかに光あつめて虎徹の刃 万里子 掛稲や真田の里に日を受けて 徒歩 会飲の隅の密談秋扇 徒歩 秋の蚊のふわり逃げ込む書架の裏 悦枝 楽焼に想と一文字雁の頃 徒歩 足裏に白砂やさしき秋の浜 哲半 長き文添へて松茸送り来る 惠光特 擦り減りし行者のわらぢ草の花 佳子 薄下駄の男城下を獺祭忌 英武