2018-06-06 ■ 俳句 夏きざす街に尊徳青年像 英子 やはらかく水面に触るる夏柳 万里子 夏蝶や幅二尺の行者橋 徒歩 行者橋縺れてこゆる梅雨の蝶 佳子 首塚へ軋む自転車路地薄暑 ゆうこ 朽ち壁の木舞にからむ蔦若葉 哲半 ほぐれ立つ紺鮮らけき花菖蒲 忽布 睡蓮の白よく映ゆる神の池 秋麦 神宮の池睡蓮の島五つ 悦枝 白蓮の花に真昼の翳りかな 俊雄 神苑の出口探せり道をしへ 惠光