2014-01-01から1年間の記事一覧

京都句会キャンパスプラザにて 河原地副主宰選5句 珈琲の温みに九月はじまれり 万里子 一笛に渦巻きはじむ運動会 哲半 萩の宿水打ちなほす夕べかな ゆうこ 北山の裾濃の紺や冬どなり 哲半 特 茄子紺の鼻緒の硬し秋祭 忽布地下鉄で竹田駅へ吟行 鳥羽離宮跡 …

今日は十三夜。 どの月を撮っても殆ど変らないので乗り気ではなかったのですが、やれと言う人がいるのでアップしました。 後の月人待顔をてらしけり 尾崎紅葉

伊吹嶺10月号 「北辰」二十句 荒川英之 より 北国の夜空にしるきはたた神 金沢の20句なのですが、金沢が北国(きたぐに)かなあ?と違和感を感じました。 調べてみましたら、昔は京都から見て北方の国、北陸道を北国(ほっこく)と呼んだということが分…

伊吹嶺10月号「岐阜提灯」12句 栗田やすし より ふるさとに来て妻と食ぶ鮎なます 故里での鮎の<生>の味に故里の実感を感じます。 一句の中で「鮎なます」が生きていると思いました。「秋風」8句 河原地英武 より ホースより水のむ人や原爆忌 水を求め…

月末から月初めにかけては伊吹嶺誌が何時届くかと落ち着きません。 今日の午後4時ごろ妻が自宅の郵便受けから店へそのメール便を持って来てくれました。 私にとって初の巻頭一席でした。 「いつかはクラウン」ではありませんが、何時かは巻頭と伊吹集に投句…

最近ちゃびんさんのつっこみがないので心配していましたが。今日来店して下さいました。 いつも電話詐欺風の声色で電話してくるのですが、今日はなかなか出来がよくもう少しで引っかかるところでした。 まあ色々と心配事もありお疲れの様子でしたがお姿を拝…

映画「ジャージー・ボーイズ」を見てきました。 私の基準では普通ならテレビで見る作品ですが、懐かしのコーラスグループフォー・シーズンズをクリント・イーストウッドが映画化ということで、これは見るべしと足を運びました。 マフィアが出てくるがとんで…

今日発売の角川「俳句」10月号。 平成俳壇の佳作で二句入選していました。出口善子・小島健・今井聖・嶋田麻紀 選 図書館に百の体臭梅雨深し 徒歩星野高士選 五月雨や錨を深く自衛艦 徒歩目に付いた伊吹嶺の仲間では、伊藤伊那男(秀逸)・星野高士 選 満…

柳の葉がはらりはらりと落ちています。 柳ちる辻占ひの小机に 河原地英武

某商業高等学校80回生代表幹事マコロンさんがご来店下さいました。 ありがとうございます。

何と、今年の伊吹嶺賞を受賞してしまいました。 伊吹嶺入会3年と4ヶ月、2度目の応募で受賞。 世の中何が起こるか分かりません。 頬っぺたをつねってみましたが油っぽい肌のせいか滑ってうまくつねることができません。 これもこれも栗田主宰、河原地副主…

羽黒山五重塔 塔やけふ秋澄みたりし羽黒山 鷲谷七菜子 弥彦山から越後平野 墓一つ残して稲を刈りつくす 日下部宵三 佐渡の影遠く横たふ稲架日和 徒歩 佐渡島

有明や窓からをがむ善光寺 一茶

今日は曇天で月を見ることができません。 消えのこる舟屋の灯あり寝待月 松永みね子 宵闇の眼下に京の街明り 河原地英武

帯ゆるく締めて故郷の居待月 鈴木真砂女

今日は立待月です。 北の方では稲光が走っていました 十七夜水禍の村を照しけり 北須賀トシ子 いなびかり北よりすれば北を見る 橋本多佳子

安物のデジカメですので一昨日、昨日、今日とほとんど変わりはないですが、十六夜です。 十六夜や海の底より平家琵琶 成瀬櫻桃子

八事興正寺の観月会へ行って来ました。 東儀秀樹の演奏と三田和代の語りがありました。 名月や法螺吹く頬の力瘤 徒歩 法螺貝の止んで定まる今日の月 三尺の童なれども月の客

来月の京都句会は午前10時半から京都駅前京都キャンパスプラザで句会。 昼食後鳥羽離宮跡の吟行予定です。 鳥羽殿へ五六騎急ぐ野分かな 蕪村 今日は待宵です。 今年は旧暦では閏九月があって後の月が二回あるそうです。後の後の月とでもいうのでしょうか?…

綾子忌や句碑の温みを手の内に 河原地英武選句では中七の類想感に私はスルーしてしまったのですが、披講での副主宰の名乗りのたびに何処が良いのかなあ?と考えました。 そうか、下五「手の内に」の言語感覚、特に「内に」の言葉選びが卓越していると思い至…

綾子・やすし師弟句碑吟行句会に行ってきました。 まだ栗田主宰にお会いした事がなかったので思い切って参加しました。 まだ誰も居ません、一番乗りです。 お会いするのを楽しみにしていた山口耕太郎さんとツーショット 主宰の特選 萩咲いて風新しき綾子の忌…

堅田の町 其角邸跡 港湯 名古屋の屋根神とは微妙に違うようですが

新松子の影踏み渡る浮御堂 ゆうこ ふりあふぐ堅田の松も秋日和 秋麦 青北風や軒迫り出せし浮御堂 徒歩 藻の上を歩く白鷺厄日凪 佳子 湖のあを漠として秋の昼 万里子 木目より蝿虎や浮御堂 英武 さはやかや垂木に湖の陽の揺らぐ 哲半 新涼の風惜しみなく浮御…

伊吹嶺9月号 栗田やすし「青胡桃」12句より 蝉時雨戸口小さき無言館 「戸口小さき」のさりげない写生が「無言館」という名称と響き合い、「蝉時雨」が終戦の日を連想させる。 河原地英武「夏空へ」8句より 哲半さんの新人賞受賞を祝ひて 夏空へ狼煙をた…

今日発売の角川「俳句」9月号平成俳壇、その他大勢の佳作で私の名が出ていました。今井聖選 巡視艇より手を振られ舟遊び 松井徒歩

9月京都句会の詳細が決定しました。 何時も滞りなく取りまとめして下さる岡田佳子さんに感謝です。9月2日(火)集合場所 JR湖西線3番ホーム集合時間 10時26分発近江舞子行(普通) 410円吟行先 堅田 浮御堂とその周辺 句会場 堅田 本福寺 (1時…

軽井沢の白糸の滝 四万温泉山口館の露天風呂 今まで沢山の温泉旅館に泊まりましたが、最上位クラスの露天風呂でした。 富岡製糸場 暑くて暑くて、人も多く見学どころではなかったです。

今日は閉店後実家のお参りに行ってきました。 お袋も私の馬鹿馬鹿しいパフォーマンスに喜んでくれたようで何よりでした。

犬山の綾子・やすし師弟句碑。 伊吹嶺会員ならば一度は拝む?べしと、行ってまいりました。 はや法師蝉が鳴いていました。 木曽川を見おろして城冴え返る 細見綾子 流燈会われも流るゝ舟にゐて 栗田やすし

来月の京都句会は琵琶湖の浮御堂とその周辺の吟行です。句会場は「嵯峨日記」4月23日に、 凡兆来ル。堅田本福寺訪テ其(夜)泊。と、記されている堅田の本福寺です。 鎖あけて月さし入よ浮きみ堂 芭蕉